2024/07/18 14:06
アンゴラのある安城市には、福島にゆかりのある高校があります。
そこの同窓会の方が50周年記念として、輪島塗りのバイオリンによるコンサートを開催されました。
アンゴラが取材会場だったので、大変珍しい輪島塗りのバイオリンを私たちも拝見することが出来ました。
バイオリンのニスを輪島塗りにしたらどうかというアイデアでいくつか作られたそうですが、震災でほとんど壊れてしまったそうです。
唯一残ったこのバイオリンは箱に入れたまま忘れられていたそうで、無傷で瓦礫から出てきた時は奇跡のバイオリンと言われたそうです。
縁あって東京フィルの宮川正雪氏がこのバイオリンを手にされ、大変興味深い話をされていました。
とても美しい紋様と輝きのこのバイオリンの音色を聴いてみたいものです。